石垣市白保に津波が来た時の避難

石垣島は251年前「明和の大津波」という最大85Mの大きな津波に襲われました。
特に白保地区は石垣島の中でも一番被害が大きく、当時1600人(現在とほぼ同じ)の中、生き残ったのはたった28人だったと言われています。

石垣市は4月24日は「防災の日」と定め毎年避難訓練を行っています。
石垣島にお越しの前にこんな不吉な情報を…とは思いますが、万が一のことを想定して、ゲストハウスパキラから避難所まで徒歩でどのくらいかかるのか?計測してみました。

最終の避難場所は白保集落から約1.5km先の「ゆなむり」というところで、GoogleMAPには「ビッチュムリ」で出てきます。
避難場所って10分以内にあったりしますが、白保集落は海抜が低い土地なので、高台まで結構距離があるんですよ…

でもまずは「南ぬ島きのこ保育園」くらいまでいけば想定津波2~5mなので、ここまでを8分以内に行けることが目標だそうです。
(↓防災マップの赤い地区を8分で抜けるのが目標)
実際パキラから保育園までは、徒歩で5~6分でした。
荷物とか考えている暇なんてないってことがわかりますね。

ここから先「ゆなむり」までは、徒歩で20分。
坂なので本当に大変…

避難場所として白保中学校と書いてありますが、ここは津波がさったあとの避難場所(炊き出しや、家に帰れない等)であり
あくまでも津波の場合は「ゆなむり」です!!

今後は、宿泊の際にいつでも確認できるようにしますのでご安心ください。

考えたくない事ですが、200~300年周期で地震が起こるといわれているので、いつ来てもおかしくないらしい。
旅行中など土地勘がないところでの災害にあった時、
どうゲストを救うかを考えるいい機会になりました。

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