地球に優しい生活をこころがけています。
いや、正確にはやろうと少しずつ動き始めた初心者です。
がっちりやっている人から比べたら微々たることですが、少しの変化、しかも負担なくできること(精神的にも経済的にも)、そしてズボラな私でも続けられることから始めています。
もともとは、ただのもったいない精神だったり、自然と触れあうのって気持ちいよね~とか、サンゴを未来の子供たちに残したいとか、そんな漠然とした気持ちから始まっているので、環境問題とか政治の話とか詳しくありません。
暑いのはいやだし、ジャンクフードを食べたくなる時もあるし、全然普通の環境意識普通女子です。
でも、やっぱりスーパーの過剰包装は気になるし、テイクアウト文化になってプラゴミ増えてるの気になるし、違法投棄ゴミ多いし、漂流ゴミも拾っても拾っても流れてくるし。
なので自分のできる範囲だけでもいいから少し変えてみようかなって。こんな微々たることやって自己満足かもしれないけどね、やらないよりやった方がいいならやってみたい。
ここ数年でエコバック持参するのが普通になり始めてるしね。環境の変化を乗り越えられたらそれが普通になるんだよね。
やってみたけど、定着しないこともありますが、出来なかったことを否定せずに、他の方法を探してみようっと前向きに見てくださいね。
泊まりに来たゲストさんには、「絶対にこれをしてください」ということではなく、ひとつの選択肢として提供していますので、滞在期間に気になったものを試してみて、少しずつ皆に広がればいいなと思っています。
では、今パキラで選択肢として増えた「地球に優しい生活」の一部をご紹介します。
ラップを極力使わない
今までバシバシ使っていたラップ。
もったいない精神の私は、2回くらい使いまわして使っていましたが、出ました!シリコンラップ!!
レンジも使えるから使ってる人多いですよね。
でもピタツとくっつく商品と、付が甘い商品があって、個人的にはピタッと派。安いピタッとさんあれば教えてください。
あと、蜜蝋ラップもいいですよ。
レンジかけられないから野菜の残りとか、パンとか、ちょっとしたものに使ってます。
これはピタッとするから気持ちい!
それからラップの代わりにタッパーをフル活用。
パキラはごはんを冷凍する人が多くラップを使用してたので、タッパーを増やしたらラップの減りが断然少なくなりました。
タッパーと並んで空瓶もフル活用。
漬物だけじゃなくて、ちょっとしたソースとか切った野菜とかも瓶にいれて保存。
それでも足りない時や、ラップの方が利便性があるときはラップ使ってますよ。
でも以前にくらべたら、使う機会は減りました。
マグネシウム洗濯
いろいろと話題になっているマグネシウム洗濯。
このマグネシウム粒を洗濯物と一緒に洗濯機に入れるだけで、洗剤を使わなくても皮脂汚れや嫌な臭いもとれるというものです。
15分以上の洗いで、水にマグネシウムが溶けてアルカリ水になって汚れを落とすという仕組み。
なので洗濯機の洗いを15分以上に設定する必要があります。うちの洗濯機も自動だと12分くらいだったので「自分流」というオリジナル設定に登録しました。洗剤を使ってないのですすぎも1回にしています。
1年もつので、経済的だし、洗剤のかわりに洗濯機に入れるだけで簡単なので続いてます。
汚れがひどいときは通常の半分の洗剤をいれるといいみたい。
米ぬか洗剤
米ぬかで食器が洗えるらしい。しかも油も落ちるらしい。
半信半疑で始めた米ぬか洗剤。昔から米ぬかは掃除にいいというからね、昔の人のことは信じよう。
うちは米農家だから年に数回大量に新鮮な米ぬかが出るので、これはやってみるかとはじめました。
米ぬかはお米屋さんで安く手に入ると思います。でも米ぬかって酸化してすぐ腐るので、新鮮なものをジップロックに入れて冷蔵庫で保存が基本です。
めんどくさいので初めにお茶パックに1回分を入れて、すぐ使える状態で保存しています。
このパック、水に濡れて米ぬかが腐るので1日で捨ててます。
水に少し濡らすと米ぬかの白い成分がでてきます。これが油を落とす成分です。
スポンジと洗剤でゴシゴシ洗うってのと少し違うので、慣れるまで時間かかると思います。
実際使ってみて思うことは、確かに洗浄力はありますが、気持ち的に箸とかコップとかは洗剤で洗いたいとまだ思います。
でもネット情報にある排水溝が詰まるということはありません。パックから出して米ぬかを排水溝に流さない限りその点は大丈夫だと思います。
(ぬか漬けの周りのぬかを水で流す以下のレベルでしょう)
精神的にまだ抵抗があり、ついじゃぶじゃぶ洗いたくなってしまい、私の中ではまだ定着してません。
「洗剤+スポンジ」と「米ぬか洗剤」半々で使ってます。
テトラパックリサイクル
牛乳パックは市の分別ごみでリサイクルされているところは多いと思いますが、このアルミ付紙紙容器は市の分類でいうと可燃ごみなんですね。
流通量が少なかったり工場の設備や手間コストが原因がなかなかリサイクルが進まなかったみたいです。
しかし専用のところに持っていけば、テトラパックリサイクルも再生紙にリサイクルしてくれるらしい。
ジュースや豆乳、スープなど、よく見ると身近にたくさんありました。
楽しみながらマイボトル
マイカップを持ち歩く人増えましたよね。コーヒー屋さんもマイボトルだと割引してくれたり。
エコバックと同じくらいの感覚で、忘れた時は「あ~しまった!持ってくればよかった」と思います。
おしゃれなものもたくさん増えてるしね。私は自作のマクラメで作ったボトルホルダーがお気に入り。
みんなでテイクアウトして食べる時も、紙皿とペットボトルより、持参したお皿の方が断然美味しそうじゃない?
もちろん紙皿は捨てられるというメリットはあるんですけどね。余裕がある時は、こんなピクニックも楽しいよね。
ビーチクリーン
島のビーチをみて、ゴミが多くて驚いた方もいると思いますが、これは全て島民がポイ捨てしたものではありませんよ!
海を渡って流れ着いた漂着ゴミです。
7割くらいは海外(中国や韓国)のものが多いですが、それは日本のゴミは別の国に流れているので、批判するところではないと思います。
断トツ多いのはいつもペットボトルです。次は漁具かな。(漁具とは、漁業船で使われている網や浮、ブイなどです)
観光の方で良かれと思ってゴミを拾って帰ってくれる方もいらっしゃいますが、残念ながらそれはやらないでください。
この漂流ゴミは一般家庭のごみと一緒に出すことができないんです。
市役所に行ってビーチクリーンの手続き、日にちを報告して指定の袋に特殊な分別方法で分別してから、行政が回収してくれる流れになっています。
市民のゴミの処理と漂流ゴミの処理とではお金の出どころが違うみたいなんです。お国の仕事って感じよね~
白保海岸では毎月1日の早朝に海関係者を筆頭に有志でビーチクリーンをしています。
どなたでも参加可能ですので、滞在中早起きしていってみてはいかがですか。
私は子育てで最近なかなか参加できていませんが、ほんと毎月毎月ゴミは減りません。
綺麗な朝日も見れるので、すがすがしい一日の始まりを迎えられますよ。
些細なことしかやっていませんが、生活になじむまではゆっくりと無理せずにやりたいと思います。
今後の夢はパキラの庭にコンポスト作成で生ごみを土に返すことと、小さな家庭菜園を作って野菜作りしたいなぁ。
ゲストの方に強制することはありませんが、新しい選択肢・情報としてパキラで提供できたらなと思っています。
このひまわりはサンゴを守るための、赤土流出防止策の一つです。
効果や結果がわかることってずいぶん先だと思うけど、意識を少し変えるということが大切なのかもしれないですね。
みんなで「地球に優しい生活」してみませんか。