築100年の赤瓦の家を残すために

福木並木に、サンゴの石垣そして、赤瓦屋根(カーラヤ)の家。
これこそが沖縄の昔ながらの風景。
白保の集落には、このようなカーラヤがいくつも残っています。

そのなかでも築100年と古い「金嶺家(アラカネ)」は白保の公民館指定文化財になっている家です。
現在、屋根のふき替えのため、ボランティアさん参加型で修復をしています。

息子と一緒にお手伝いしにいってきました。

赤瓦はもう下してあり、現在の手伝いは女性でも可能な作業で
再利用するために瓦から漆喰を外す作業です。

少し黒くなって盛り上がっているところが漆喰です。
これを金づちなどを使ってコンコンたたくと、ポロっととれます!
きれいにとれるので、発掘作業のような、やってて爽快感があります。

5歳児でも楽しくできたよ!

ね、きれいに取れたでしょ!

貴重な手焼きの赤瓦。きれいにしてまた屋根に戻してあげるからね~

瓦を外した状態の家の中。
今しか見れない光景ですね。
大工さんによると、見えないところがシロアリにやられていたりして梁を張り替える必要もあるんだとか…

「赤瓦の家を保存したほうがいい!」「福木は残したほうがいい!」
というのは簡単だけど、維持保存していくには管理や手間が必要で、
時には今回のように大きなお金がかかることでもある。
それでも残したいと頑張っている金嶺家に、微力ながら応援したいと思います。
ボランティアでお手伝いできる方、ぜひまだまだ作業は続くようですのでご参加お願いします。
また、個人宅であるため補助金などを利用することが難しいみたいで、資金援助についても今後募集していくようです。


(個人宅であっても、赤瓦の家というのは沖縄の文化であるんだから、石垣市がこれを残すために支援してくれたらいいのにと思うけど・・・)
(福木もそう!福木の花や実の掃除ってすごく大変で、剪定にもお金かかるし。残せばいいというのは簡単だけど、維持管理にはお金と労力が必要。もっと石垣市がそういったことに支援してくれたらなと思う)

ぜひ、白保の街並みを残すために、白保ファンのみなさまご協力お願いいたします!
資金集めについては、詳細が分かり次第またご紹介いたします。

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