白保好きなら絶対見たほうがいい!豊年祭

白保の豊年祭の日程が決まりました!
今年2023年は8月13日が村プーリンです。
4年ぶりということで、村の人たちの想いは例年以上でしょうね。楽しみです。
白保の他にも
街中は4つの集落が合同に行われる「四ヶ字(しかあざ)」「平得」「大浜」「宮良」「川平」
など各集落で行われ、内容も日程も異なります。

白保の豊年祭は毎年、島民や観光客問わずたくさんの方が見にいらっしゃいます。
白保の豊年祭の見どころをちょっとご紹介!

旗頭奉納

豊年祭といえば、この旗頭。白保の旗頭は2本「トゥール」と「スムヤ」。他にも青年会の旗や、白保中、白保小の旗などもあります。
8mくらいある旗頭を1人で持ち上げ、ゆらしながら進む真剣な姿は、本当にカッコいいですよ~。男の中の男!って感じで、子供たちはこんな姿をみてあこがれているんだろうな~
豊年祭が始まる少し前から練習している姿も見られます。


太鼓奉納

中学生男子が行う太鼓。これもまた真剣な表情。息ぴったしで誇らしい顔をしています。
コロナ禍で中止になった3年間。出来ないまま中学校を卒業してしまって…やりたかっただろうな。
そんなことを想ってみると、たぶんこれだけで泣くだろうな~(笑)

ミルク様来訪


そして日が暮れ始めるころ、ニラカナイからミルク様がお越しになります。
五穀豊穣をもたらすミルク様はとても尊い神様です。弥勒菩薩から訛って方言化したんでしょうね。
このミルク様を任されるのは、3世代夫婦がそろっている一家で子孫繁栄の意味が込められていて、ミルク様の後ろに大勢の子孫たちが続きます。
そても優しそうな幸せなお顔ですよね。
高貴なお方ですので、決してミルク様の前を横切ったり、目の前で写真を撮ると言ったことがないように
敬意をもって遠くから見学してくださいね。
あまりにも神々しい光景に、嬉しくてここでも涙するでしょうね。(笑)

稲の一生

そしてここからが白保住民総出で行う行列踊り「稲の一生」!
1班~5班にわかれていて、田植えから奉納するまでの一生を踊っています。


1班-悪虫払い、田打ち、田の整地、代掻き、種まき、田植え
2班-草取り、パピル[ちょうちょ](受粉の様子)、稲刈り、脱穀
3班-子守(農作業で忙しく上の子が面倒を見る様子)、精米、イナサギ
4班-ヨイシン(米の奉納)
5班-近代農業(農薬、牛の薬浴)

各班、皆さんの活き活きとした踊りと、さすが白保人という笑いもありで、観客を沸かしています


ビギリ/ブナリ神

さて日も暮れ薄暗くなってきた頃、儀式に戻ります。
たいまつに火がともされ、登場したのは、二人の神様。
ビギリ(兄弟神)からブナリ(姉妹神)へ五穀の種子の献上がおこなわれます。

大綱引き

そして、最後に会場にいる全員で行われる大綱引き。
(この綱も毎年農家の皆さんから集めた藁で、公民館をはじめ住民が集まり皆さんで縄を編んで作ります。)
東と西に分かれて綱引きスタートです。
皆さん参加できますので、是非一緒に綱を引いてくださいね。

さてさて・・・・4年ぶりの豊年祭!
楽しみだなぁ~
私は3班で出る(予定)
普段の白保と違って、「え、こんなにたくさん人住んでるの?」って第一声がでるかもね。((笑)
団結力、白保のパーシャ―な人達(出たがりで面白い人)、伝統文化、儀式などの神秘的な雰囲気…
いろんなことを感じて、笑って、泣けて感動すること間違いなし!
コメを献上することが過酷で大変だった時代、やっとこれで税金が終わったという安堵と収穫の喜び
苦しいことが多いからこそ、心の底からの祝い
エンターテインメントではない、住民による住民の為のお祝い・儀式。
是非、白保の豊年祭、白保好きなら一度は見たほうがいいですよ。
2023年今年は、8月13日に開催です!

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