4年ぶりに村で一番大きな行事、豊年祭が開催されました。

この3年、本当にいろんなことがありましたね。

初めて中止になった年のみなさんの悲しみ、開催したくても中止にせざるを得ない役員さん達の想い。
昨年、旦那が役員の時も直前まで決断を悩んでいた姿をみてきたので、
今回の豊年祭は本当にたくさんの人の想いがこもっていたと思います。
やっと開催しました豊年祭。

私がこの白保を大好きになったのは、この豊年祭。
「私が石垣島白保にはまった理由」にも書きましたが、豊年祭の練習中におじぃが話してくれた事にとても感動しました。

昔の人の豊年祭への想い、それは重い人頭税がありやっと納税が終わった！という解放感にもにた喜びだったんだと思います。
物がない時代、豊年祭の準備は大変で、食材をみんなで取りに山に入り、お皿一つ各家から持ち寄って準備に大忙しだったと話してくれました。

その準備を通して、助け合いや文化継承していくことで村の人たちの絆が強くなったんだと。
この話を聞いて、感動！この村が大すきになりました。

そして、旦那と出会ったのも豊年祭。
「3班でいい人紹介してください」と口に出したら、本当に出会いました(笑)
（当時の写真。わかいなぁ～）

オンプーリンでは、
子供棒術で息子も出場させて頂きました。

始めて白保にきた頃、御嶽の外から眺めながら、
こんな風に村中で子供の成長を見守っていくって素敵だなっと思っていたことが
今ではそれを現に体感している！

「まさか、こんなふうになるとはあの頃は思ってなかったね」って
初めて白保に来た時に知り合った人に声をかけられ
この10年を思い出し胸が熱くなりました。

1人で村に越してきて、一人で宿を始めた私が
豊年祭きっかけに3班というコミュニティに入れてもらい
結婚して、今では子供と一緒に参加している。
なんだか、胸が詰まりますね。
皆さんに感謝です。

大先輩方が話す、昔話やいろんな話
時にはやかましいと思うこともあるけど、やっぱり長老から学ぶことってたくさんあって大事。
こんな機会が、これからも長く続くように
私ができることをしっかりやっていきましょう。

是非、いつか白保豊年祭をみにきてください～

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